映画「バベル」を観た

僕がこの映画を観たのは、菊地凛子のアンダーヘアが見れると聞いたから。

別に菊地凛子に限定しているわけじゃないけども、女子高生がノーパンでスカートを捲り上げて、恥部を見せつけるシーンがあると聞いて見ないわけにはいかないじゃない。

見たいよそりゃ。

 

結果から言うと、アンダーヘアは見れません。このクソJAPとかいう国で流通している「バベル」だと、チープな、それはもうチープな黒丸のモザイクがあてがわれているわけです。

黒は黒い。そして透けない。黒丸黒丸黒丸。

結局この「バベル」は僕の観たい映画ではなくなってしまった、途中から。でも観ました最後まで、だからどういう映画か忘れないように書いておこうと思います。

 

世界の3カ所でいろんな出来事が起こります。日本とモロッコとメキシコです。そして実はその3カ所で起きていた事件が、繋がりがあったということです。

 

別に繋がっているから、感心したとか、へーってなったとかじゃないです。ただ日本人が渡した銃が、モロッコで使われて、アメリカ人が撃たれてどーのこーの。ただ繋がっているだけで、起きている事件は別物なのです。

 

ただ、その3つの場所で起きている事件が全部「あーあ」って言っちゃうような「ほーれ言わんこっちゃない」って言っちゃうような事件で、なんか疲れます。みんな悲しい状況に追い込まれて、辛い。

 

まあ、僕が一番見入ったのは日本パートでしょうか。菊地凛子が聾唖の女子高生で、役所広司がその父親。多分一番情報が少なくて難しいんですよね。結局何があって悲しんでいるのか、荒んでいるのかこの日本パートだけ掴めない。だから、印象に残っているのかな。

 

あと、個人的には場面転換が好きです。なんかめちゃくちゃドンチャンしてうるさいシーンなのに、次の瞬間日本パートになって聾唖の女子高生がアップになって無音になったり、いいなあて感じ。

 

何がテーマだったんだろう。家族愛ですかね。結局最後の方で、どの国のパートも家族!って感じのシーンで終わってたし。家族がこう抱き合ってるシーンてそれだけでいいですよね。簡単だなあ。

 

この映画の監督はこの前アカデミー賞をとった「バードマン あるいはウンタラカンタラ」の監督らしいです。すごい映画ですよね、バードマン。難しいけど、楽しい。全部シーンが繋がってる風なのもいいですよね〜。

 

最寄駅に着いたからおわり。